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【番外編1】www統一編 — wwwあり・なしのURLを1つにまとめる
(更新 )この記事を読み終えると、www.example.com にアクセスしても example.com に自動で転送され、Googleの評価が1つのURLにまとまる状態になります。
なぜ必要か
Googleは www.example.com と example.com を別のページとして扱います。両方で同じ内容が見えていると「内容が重複したページ」とみなされ、検索の評価が2つに分かれてしまいます。
操作手順
このブログは「wwwなし」に統一しました。example.com は自分のドメインに置き換えてください。
1. 証明書に www が入っているか確認する
サーバーで打ちます。
certbot certificates
Domains: に example.com と www.example.com の両方があればOKです(第6回で両方指定していれば入っています)。
2. 設定ファイルのバックアップを取る
cp /etc/nginx/sites-available/yourlog /root/yourlog.bak
3. Nginxの設定を編集する
nano /etc/nginx/sites-available/yourlog
listen 443 ssl がある server ブロックの server_name から www.example.com を消し、example.com だけにします。
そのうえで、ファイルの一番下に次のブロックを追加します。
server {
listen 443 ssl;
server_name www.example.com;
ssl_certificate /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem;
ssl_certificate_key /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem;
return 301 https://example.com$request_uri;
}
4. 確認してから反映する
nginx -t
systemctl reload nginx
5. 転送されているか確認する
手元のPowerShellで打ちます。
curl.exe -I https://www.example.com
301 と Location: https://example.com/ が出れば成功です。
6. canonical タグを入れる
baseof.html の <head> の中に1行追加します。「このページの正式なURLはこれです」とGoogleに伝えるタグです。
<link rel="canonical" href="{{ .Permalink }}">
保存して、第7回の手順で公開します。
実際に起きたこと:Search Consoleで「重複」と言われた
この設定をする前の9月上旬、このブログは www ありでもなしでも、同じページがそのまま表示される状態でした。そのころにGoogleが見に来たページが、後になってSearch Consoleの「ページのインデックス登録」にこう出てきました。
重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません(8ページ)
開いてみると、8ページとも頭に www. が付いたURLで、Googleが見に来た日付は9月5日〜8日でした。
https://www.noluckblog.com/posts/…/
https://www.noluckblog.com/categories/beginners/
http://www.noluckblog.com/posts/…/
「同じ中身が2つのURLにあるので、Googleが本物を www なしの方に決めた」という意味です。本物にしてほしい方が選ばれているので、結果としては正しい状態でした。
念のため、今は www ありで開くと転送されるかを確かめました。
curl.exe -I https://www.noluckblog.com/
HTTP/1.1 301 Moved Permanently
Location: https://noluckblog.com/
curl.exe -I http://www.noluckblog.com/
HTTP/1.1 301 Moved Permanently
Location: https://noluckblog.com/
https:// でも http:// でも、301 で www なしに転送されていました。この状態なら、Googleがもう一度見に来たときに「リダイレクトがあるページ」の方に移り、「重複」の数は減っていきます。
一度「修正を検証」を押したときは「失敗しました」になりました。転送の設定をする前の状態で見に来られていたためだと考えています。設定が効いているのを確かめてから、1〜2週間おいて押し直すのがおすすめです。
つまずきやすい注意点
nginx -t が OK になるまで reload しない
書き間違いのまま反映すると、サイト全体が表示されなくなることがあります。失敗したらバックアップから戻せます。
cp /root/yourlog.bak /etc/nginx/sites-available/yourlog
ブラウザでの確認はあてにならない
ブラウザは転送の結果を覚えてしまうので、設定を変えても前の動きのままに見えることがあります。curl かシークレットウィンドウで確認してください。
301 を使う
301は「引っ越しました(恒久)」、302は「一時的に移動中」という意味です。評価をまとめたいなら301です。
すぐには検索結果に反映されない
Googleが評価を1つにまとめるまで、数週間かかることがあります。
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